❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀

第九章-――大晦日-――

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―――大晦日-――
あれから、大晦日になり、二人だけで初詣に行く事になり、神社かお寺に行かなければならない。
神社は一礼二拍手一礼で、お寺は仁礼に拍手一礼である。初詣に行く予定で、夜中の内に行く。大晦日はとても楽しい行事でもあり、ジャガバタとか、唐揚げとかを、買う人が多数いる。
今、彼女達は―――大晦日の最後まで、部屋の掃除をする事になり、御家に感謝していた―――。
此処の家に来てから、彼女は一緒に過ごしていく時間が、大事に出来るようになってきた―――。
トイレとか、お風呂場のカビとか、色々な掃除をしており、彼女は忙しそうに働いていた。
掃除機もモップも掛け、二人は一生懸命に、御家の汚れを落としていく―――。掃除機は大事だ。
新しく出来た―――新店も、掃除をしており、二人は天手古舞であった。
だけど、母親達が手伝いに来ており、彼女は仕事を分担する事になり、部屋の片づけにした。
新聞やら、雑誌やら、色々な本がぶっ散らかっており、菜緒は丁寧に本の整理をする事にした。
本は心理学や―――色々な、小説だったり、料理本だったり、新聞と分ける事にした―――。
小説はラブストーリーだけでなく、有名な小説―――ミステリーだったり、ちょろちょろと、見て回ってしまった。ラブロマンスのお話が好きで、婦女子向けの小説を―――読んだりしている。
彼女は今、本の整理が終わると、洋服の整理をする事にし、二階の自室に行く事にした―――。
二階の自分の部屋は、ツインのベッドがあり、テーブルもあり、花が飾ってある―――。
だから、彼女はずっとこの部屋を使っており、チョコを独り占めに、頬張っていった―――。
―――美味しい―――
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