❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
―――それから、二人は着替えると、新しい洋服を纏い、赤いコートが似合うか、見て貰った。智也はオレンジのセーターが似合い、黒いズボンを穿いていた。赤いコートは、二着あるが、形が違い、ポケットが付いているのと、リボンが付いているのかあり、彼女はリボン付きのを着る事にした。お昼ご飯は、パンペルジュとフレンチトーストを作り、2人で両方食べる事にした―――。昨日の残りを食べており、コンビニで買った―――カフェオレを買い、今、飲んでいる所である。
今、犬と兎は父母たちの家に預け、一週間か十日、預かってもらう事にした。ミルクと華子はとてもいい子で、ちゃんと躾がいい。やっぱり動物を飼うと、優しくなれるのかな?―――そんな事を考えていた。ミルクも胃のマッサージをしてあげると、調子が良くなると聞いた事がある―――。
『―――此のペットたち・・・元気があって、良いわね・・・私達が・・・暫く、預かるわ。』
母親の華子は、嬉しそうに言った。彼女はかなりの動物好きで、犬の華子を易易抱いた。華子は尻尾を振ると、嬉しそうにわん、と吠えた。この間、新婚諸侯に行った後に、買ってみたの―――。
『―――あら・・・犬好きが、分かるのね・・・可愛い豆しばの華子―――。』
此の子達の世話を頼むと、母親は快く引き受けけてくれた。兎のミルクに、何かを与えるか、迷った。ミルクは野菜を食べるから、キャベツを与えると、良いだろう―――。そう思った―――。
ミルクは茶色い兎で、人参なんかも、食べるかもしれない。
『―――良いわ・・・キャベツと人参を・・・食べさせればいいのね?』
―――うん・・・
ありがとう―――
宜しく。
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