❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
―――
―――それから、二人は色々な温泉に入り、食事をする事になった。その中で、メルアドを教えてもらい、ラインも教えて貰った。彼女はラーメンを食べると、ワイワイと、話し込んでいる。その様子に、智也は笑うと、『―――貴方・・・良い人ね・・・』と黒川に言われた―――。
彼女達は色々な事を話してくれたり、温泉巡りが出来る所を、教えてくれた。三人のアドレスを教えてもらい、彼女は嬉しそうに笑った。ラーメンもとても美味しく、楽しく今日も過ごせていた。
更に、彼女達も一緒に帰る事になり、二人は岐路に着いた。彼女はバスの中で、起きており、この間、会ったメル友に、メールを送ってみた。
『―――今日は・・・初めてお会いして、吃驚させて・・・ごめんね・・・また、いつか会いましょう・・・』
メールを打つと、彼女達は一斉にメールを送って来とてくれたし、また温泉に行こうと言ってくれた。彼女はメールを見ながら、智也はその様子に、『―――良かったな・・・』と言った。
『―――お前は・・・友達が、好きなんだな・・・』
その言葉に、菜緒は智也を見やると、満面な笑みを浮かべると、とても嬉しそうに、楽しそうにした。菜緒は智也と一緒にいると、とても楽しいし、彼も自分を癒やしてくれる、と思っている。
『―――貴方は・・・一緒に居てくれて・・・良かった―――。』
『―――そうだな・・・』
―――新しい友達も出来、
良かったな―――
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