❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
『―――明日の夕方-――大阪の店に、食事しに行くんだけど、バレンタインで貸し切りにしたんだ。貸し切りなら、色々と、美味しい料理に出くわすと思い、菜緒は嬉しそうにしていた―――』
『―――そうそう・・・私達・・・お酒大好きだし・・・料理は美味しいし・・・食べに行くのに、楽しみにしているわ・・・』
『―――あら・・・ありがとう・・・』
―――此処に来て・・・
本当に・・・良かった―――

―――

―――それから、彼女達はバレンタインを祝う事になり、翌日に―――二人で祝うんでしょ?―――良いじゃない・・・二人の愛を語らいなさい。子供―――後、二人は欲しいわね。
『―――ちょっと・・・何言って・・・』
『―――分かりました・・・』
―――て・・・えぇぇぇ?
『―――ちょっと・・・智也・・・』
―――いいじゃないか?双子もいるし―――。
―――くそう・・・やられた・・・
―――全くもう・・・
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