君だけが、ずっと好き。
「俺の幼なじみだよ」


「んで伊吹の彼女!」




(空気を読め桐谷〜!!!)




「…へぇ、彼女?」


「…違います」




蛇に睨まれたカエルのような状況の私は、この場から逃げ出したかった。


桐谷くんのせいで変な空気になったし。




「ねぇ、伊吹!覚えてる?中3の時さ、夏期講習で花火大会行けなかったから教室からみんなで見たよね〜!で、その後河原に行って花火してさ!」




…なんでそんな話聞かされてるんだろう。


私の存在なんてないように伊吹に話しかける女の子。



私にマウント取りたいんだろうなあ。

自分は伊吹と仲いいよ?って。




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