もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか。
なんだかわからないけど、


助かるなら今だと思った。



「この家には地下室があるんです。」


そう言って、ポツリポツリと話し出す私。

その横で見守ってくれている恵さん。



「私はそこで監禁まがいのことをされてきました。毎日のように殴られて。」


「身体中アザだらけ。そのせいで学校でいじめられてきました。」



「それなのに、カネを稼げと強いられました。」

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