夜になる前にわたしを照らしてくれたいちばん星は君でした。
「俺、昔からサーフィンやってるんだ」


「へぇ……」


「へぇって興味なさそうな返事だな」


水城くんは少し笑って言った。


すごいと思って出たへぇ、だったんだけどな……。


「あ、やばい。もう行かないと怒られる」


興味なくないんだと弁解しようとするけれど、、水城くんの焦ったような声によって流されてしまう。


「また明日ね」


水城くんはそれだけ言うと私の言葉を聞く前に踵を返して海の方に走って行ってしまった。
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