気がついたら好きだった
ガチャ


「まだ?」
暗いリビングから伊藤さんがひょこっと顔を出して、そう言った。

「えっ、もー、今いい所なんだけど?」

「待たされるこっちの身にもなってよね?」

「、、、」
驚き過ぎて言葉を失った。

「あぁ、はいはい」
そう唯斗君が言うと、伊藤さんは、また、リビングの扉を閉めた。

「今はなにも聞かないで」
そう唯斗君に言われ無言で頷いた。


「じゃあ、靴脱いで」
そう言われるがままに、脱いで


「リビングの扉開けて」
開けた。


ガチャ


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