気がついたら好きだった

「えっ?」

「白黒つけるべきじゃないの?」

「もう、いいよ姉ちゃん、
白黒ついてるし…ね?」

「.....」

「さっきの聞いてたら俺に勝ち目なんてないの目に見えてるでしょ?」

「......」
私は、何も言えず俯いた。

「なんで俯くの?最初から分かってた事だから俺は別に大丈夫だよ?」

「絢斗…ごめん....」

「謝んなよ、早くくっつけばいいのにじれったい唯斗君にも、凛にもムカついて無理やり付き合っただけだし」

「えっ、そんな....
でも、絢斗?
唯斗君は、私なんか相手にしてないよ?」

「え?なに言ってんの?俺は、相手にしてたよ、てか私なんかとか言うな」
と、唯斗君が言った。

「えっ、嘘だ..、この前のあれだって....
どうせ私は、ただの遊びでしょ?」

「凛、ドラマの見過ぎ!そんなセリフ現実で普通言うか?」
と、絢斗が、突然割って入ってきた。

「この前の凛の部屋でのことだけど、俺は本気だった」

「だって、唯斗君は大人で、私は、高校生の子どもで...」

「だからだよ?
だから、俺は凛に言えなかったんだよ?
ずっと...」

「えっ、どう言うこと?」
< 117 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop