俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】
進路ブックと書かれた分厚い本を本棚から取り出して用意されている椅子に座って、蒼太くんが隣に座ったのを確認して、本を開いた。
「なにそれ」
「進路の本?っていうのかな」
「ふーん」と頬杖をついて窓の外に目を向けていて、その横顔はすこし寂しそうだった。
「蒼太くんは高校3年生だよね?」
「一応」
「でも俺はそんなのどーでもいいし」と言って机に突っ伏してしまった。私、いけないこと言っちゃっただろうか、傷つけちゃったのだろうか、あからさまに変わった彼の態度に動揺してしまった。
顔に出てしまったと思うけれど、彼は幸い私のほうを見ていなくて安心した。
そして、そんなに時間が経っていないのに、スースーと規則正しい寝息が聞こえてきてほっとする。
「なにそれ」
「進路の本?っていうのかな」
「ふーん」と頬杖をついて窓の外に目を向けていて、その横顔はすこし寂しそうだった。
「蒼太くんは高校3年生だよね?」
「一応」
「でも俺はそんなのどーでもいいし」と言って机に突っ伏してしまった。私、いけないこと言っちゃっただろうか、傷つけちゃったのだろうか、あからさまに変わった彼の態度に動揺してしまった。
顔に出てしまったと思うけれど、彼は幸い私のほうを見ていなくて安心した。
そして、そんなに時間が経っていないのに、スースーと規則正しい寝息が聞こえてきてほっとする。