俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】
振り返ると、私をニコニコしながら見つめる咲優(さゆ)がいた。



「なんて書いた〜?私ぜんぜん書けない!」
「私も書けてないなあ」

「えー、愛結は賢くて優しいでしょ?」
「……そんなことないよ」



"そんなことないよ"って言いながらも私が求める"いつもの私"がいたことに安心感を覚えている。

決まって言われるセリフだけれど、私は"いつもの私"を見せるために細心の注意を払って、それなりに努力していて。


救われる思いだ。けれど、こういうとき、自分をよく見せるだけじゃだめだと私は知っていた。



「咲優はオシャレで努力家で運動神経抜群でしょ??」
「本当に思ってる〜?」

「思ってるよ、私は嘘つかないよ」
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