ONLY YOU~過ちの授かり婚~
『一過性多呼吸』
ネットで検索したら、肺の中に水分が残っている為、肺が苦しくなる病。
百分の一の確率で起きる新生児の呼吸の病気の中で一番多いらしい。
縫合を終え、乃彩が病室へと戻された。
しかし、子宮収縮の点滴を打たれ、寝たっきりの状態。
でも、意識はあった。
「純也さん・・・赤ちゃんには会いました?」
「会ったよ…」
「私達の赤ちゃん、呼吸に問題あるみたいです…」
「あぁ、諏訪部先生から訊いた…酸素投与と自己呼吸管理だけで、二、三日で改善するらしいよ。
だから、心配するな…乃彩」
俺はネットで見た文章をそのまま伝え、彼女の手をそっと握り、安心させる。
少しだけ不安が取り除かれたのか安堵の表情が見えた。
「でも・・・君は良く頑張った…感謝するよ。乃彩」
「純也さん…」
俺は彼女に一生頭が上がらない。
「諏訪部先生に呼ばれているから…俺が説明を受けて来る」
「後は私が付き添ってるから…任せて…純也さん」
「乃彩をお願いしますね…美岬さん」
「えぇ」
俺は乃彩を美岬さんに任せて諏訪部先生の元に急いだ。
ネットで検索したら、肺の中に水分が残っている為、肺が苦しくなる病。
百分の一の確率で起きる新生児の呼吸の病気の中で一番多いらしい。
縫合を終え、乃彩が病室へと戻された。
しかし、子宮収縮の点滴を打たれ、寝たっきりの状態。
でも、意識はあった。
「純也さん・・・赤ちゃんには会いました?」
「会ったよ…」
「私達の赤ちゃん、呼吸に問題あるみたいです…」
「あぁ、諏訪部先生から訊いた…酸素投与と自己呼吸管理だけで、二、三日で改善するらしいよ。
だから、心配するな…乃彩」
俺はネットで見た文章をそのまま伝え、彼女の手をそっと握り、安心させる。
少しだけ不安が取り除かれたのか安堵の表情が見えた。
「でも・・・君は良く頑張った…感謝するよ。乃彩」
「純也さん…」
俺は彼女に一生頭が上がらない。
「諏訪部先生に呼ばれているから…俺が説明を受けて来る」
「後は私が付き添ってるから…任せて…純也さん」
「乃彩をお願いしますね…美岬さん」
「えぇ」
俺は乃彩を美岬さんに任せて諏訪部先生の元に急いだ。