ONLY YOU~過ちの授かり婚~
NICUの前で諏訪部先生が待っていた。
医療のガウンとキャップをスーツの上に着て、手を消毒して赤ちゃんと対面した。
「産道を通っての分娩だと産まれて来る間に赤ちゃんも外界の酸素濃度に合わせて呼吸する準備が出来ているんだけど、帝王切開の場合は急に外界に出るもんだから、酸素濃度に合わせて、慌てて呼吸しようとするから…呼吸が早くなるんだ。まぁー赤ちゃんも早く外界に適応しようと必死なんだよ・・・」
「分かりました」
「濃い目の酸素濃度を投与して、様子を見るだけだ…心配するな。純也君」
「はい」
「総理に伝えたら、めちゃくちゃ焦ってたよ…」
「あ…俺…敦司さんに言うの…すっかり忘れてました…」
「…そっか…今からでも遅くない。伝えてやれ…お前の養父だろ?」
「はい」
俺は保育器の中の我が子を見つめた。
我が子もこの世界に産まれ、頑張って生きようと必死なんだと。
「二、三日。長くても一週間もすれば…出られるさ」
「ありがとう御座いました」
「命の救うのが俺の仕事だ…じゃ、俺は先に行くよ」
「はい」
諏訪部先生は先にNICUを出て行ったが、俺は我が子の写真を撮り、ラインで美岬さんに送信した。
医療のガウンとキャップをスーツの上に着て、手を消毒して赤ちゃんと対面した。
「産道を通っての分娩だと産まれて来る間に赤ちゃんも外界の酸素濃度に合わせて呼吸する準備が出来ているんだけど、帝王切開の場合は急に外界に出るもんだから、酸素濃度に合わせて、慌てて呼吸しようとするから…呼吸が早くなるんだ。まぁー赤ちゃんも早く外界に適応しようと必死なんだよ・・・」
「分かりました」
「濃い目の酸素濃度を投与して、様子を見るだけだ…心配するな。純也君」
「はい」
「総理に伝えたら、めちゃくちゃ焦ってたよ…」
「あ…俺…敦司さんに言うの…すっかり忘れてました…」
「…そっか…今からでも遅くない。伝えてやれ…お前の養父だろ?」
「はい」
俺は保育器の中の我が子を見つめた。
我が子もこの世界に産まれ、頑張って生きようと必死なんだと。
「二、三日。長くても一週間もすれば…出られるさ」
「ありがとう御座いました」
「命の救うのが俺の仕事だ…じゃ、俺は先に行くよ」
「はい」
諏訪部先生は先にNICUを出て行ったが、俺は我が子の写真を撮り、ラインで美岬さんに送信した。