ONLY YOU~過ちの授かり婚~
「甘くなく、苦くもなく…いい感じの味が私…スキなんです。飲み物の好み合いますね」

「俺もスキだ。こうして二人で話してるとまるで見合いのようだな」

「見合い!!?」

私と頭取が見合い!?

身分差もいい所。
伊集院家は有名な政治家の名家で、今の伊集院敦司総理は三代に渡り、総理を輩出したと凄い話題になった。

それに確か、頭取は総理の養子だったはず。

「何だか・・・俺お邪魔みたいですね」

壬生さんが頭取のオーダーしたキャラメルマキアートをトレイに載せ、戻って来た。
「そんなコトないぞ」

「はい、純也」

「サンキュー、壬生」

壬生さんは頭取の隣の椅子に座り、ぬるくなったコーヒーを飲み干した。

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