貴妃未満ですが、一途な皇帝陛下に愛されちゃってます
「今上皇帝に何かあれば、次に皇帝になるのは第二皇子の慶朴だ」
それを聞いて、は、と紅華は気づいた。にやりと欄悠が笑う。
「わかっただろう? 慶朴の母親は、元淑妃。つまり俺の姉だ。そういうことだよ」
「まさか、皇帝陛下を狙っていたのは……」
「おっと。うかつなことは言わないほうがいいぜ」
欄悠は、紅華の首にかけた手に力をこめる。苦悶の表情を浮かべた紅華の頬に、欄悠が舌をはわせた。
「嫌っ……! 離してっ!」
「心配しなくても、殺しはしない。お前にはまだ、蔡家の一人娘としての利用価値があるからな。最初の予定通り、うちの嫁としてたっぷり可愛がってやる。このままこの部屋に閉じ込めて、何日も、何回も抱いてやる。そうすれば、万が一お前が身ごもっていたとしても、生まれてくるのは俺の子として周囲に認知されるだろう。現皇帝の血を継ぐ子供はいなくなって俺の甥は新皇帝となり、蔡家だって孕んだ娘にあきらめて俺との結婚を許す。一挙両得って寸法だ」
それを聞いて、は、と紅華は気づいた。にやりと欄悠が笑う。
「わかっただろう? 慶朴の母親は、元淑妃。つまり俺の姉だ。そういうことだよ」
「まさか、皇帝陛下を狙っていたのは……」
「おっと。うかつなことは言わないほうがいいぜ」
欄悠は、紅華の首にかけた手に力をこめる。苦悶の表情を浮かべた紅華の頬に、欄悠が舌をはわせた。
「嫌っ……! 離してっ!」
「心配しなくても、殺しはしない。お前にはまだ、蔡家の一人娘としての利用価値があるからな。最初の予定通り、うちの嫁としてたっぷり可愛がってやる。このままこの部屋に閉じ込めて、何日も、何回も抱いてやる。そうすれば、万が一お前が身ごもっていたとしても、生まれてくるのは俺の子として周囲に認知されるだろう。現皇帝の血を継ぐ子供はいなくなって俺の甥は新皇帝となり、蔡家だって孕んだ娘にあきらめて俺との結婚を許す。一挙両得って寸法だ」