仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
「……まあ、自分のことは後回し後回し」
敢えて呟いて意識の外へ追いやる。
私が今やるべきことは、皆崎さんご夫婦に一生の思い出をプレゼントすることだ。
皆崎さんご夫婦はそのあとも意見を対立させ、何度も私が止めに入らなければならないほど険悪な事態にまでなった。
(でも、それも今日で終わりかぁ……)
身内すらいない、ふたりだけのひっそりとした式。あんなに喧嘩し合っていたのに、正装した夫婦は幸せそうだった。
(喧嘩するほど仲がいいって、こういう人たちのことを言うんだろうな)
花の色が気に入らない、から始まり、ドレスや装飾、式場の雰囲気から流す音楽まで、なにからなにまで本当に言い合いの多いご夫婦だったのに、いざこうして当日を迎えると私の胸にも込み上げるものがある。
敢えて呟いて意識の外へ追いやる。
私が今やるべきことは、皆崎さんご夫婦に一生の思い出をプレゼントすることだ。
皆崎さんご夫婦はそのあとも意見を対立させ、何度も私が止めに入らなければならないほど険悪な事態にまでなった。
(でも、それも今日で終わりかぁ……)
身内すらいない、ふたりだけのひっそりとした式。あんなに喧嘩し合っていたのに、正装した夫婦は幸せそうだった。
(喧嘩するほど仲がいいって、こういう人たちのことを言うんだろうな)
花の色が気に入らない、から始まり、ドレスや装飾、式場の雰囲気から流す音楽まで、なにからなにまで本当に言い合いの多いご夫婦だったのに、いざこうして当日を迎えると私の胸にも込み上げるものがある。