仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
「いえいえ、こちらこそお手伝いさせていただきありがとうございました」
「あのブーケも私の希望通りにしていただいて……! 一生の思い出になったわ。あれは持って帰ってもいいのかしら?」
「もちろんです。ぜひお持ち帰りください。長持ちさせるためにどうすればいいか、うちのフラワーコーディネーターに聞いておりますので、よろしければこちらのメモを」
「まあまあまあ! 本当にありがとうございます。ねえ、お父さん」
「どうせ家に帰る頃には失くしてるんだ。お前は花だけ持ってなさい」
奥様の代わりに旦那様が私の手からメモを受け取る。言い方はともかく、ブーケを持って子供のように笑う妻のことを邪険に思っているわけではないらしい。
(今日でこのおふたりともお別れか。いろいろあったけど、やっぱり寂しいな)
「あのブーケも私の希望通りにしていただいて……! 一生の思い出になったわ。あれは持って帰ってもいいのかしら?」
「もちろんです。ぜひお持ち帰りください。長持ちさせるためにどうすればいいか、うちのフラワーコーディネーターに聞いておりますので、よろしければこちらのメモを」
「まあまあまあ! 本当にありがとうございます。ねえ、お父さん」
「どうせ家に帰る頃には失くしてるんだ。お前は花だけ持ってなさい」
奥様の代わりに旦那様が私の手からメモを受け取る。言い方はともかく、ブーケを持って子供のように笑う妻のことを邪険に思っているわけではないらしい。
(今日でこのおふたりともお別れか。いろいろあったけど、やっぱり寂しいな)