仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
「俺も最初は紗枝さんの気持ちがわからなくて遠慮してた。さっきも言った通り、嫌われてると思ってたし。でも大丈夫だってわかってからはかなり遠慮しなくなったと思うんだけど、気付かなかったか?」
「……たくさん話しかけてくれるようになったと思う」
「うん」
「あと……触ってくるようになった」
「うん。また気絶されたらどうしようかと思ってちょっとどきどきしてたけどな」
「あれは……!」
かあっと熱くなった顔を上げると、私を見つめる和孝さんと目が合った。
「どこまでしても平気なのか、今度はそっちを探るのに必死だったよ。キスは平気なのか、とか」
「!」
「平気そう?」
顔を寄せられて身を引いてしまう。
また、和孝さんは小さく笑った。
「まだ時間がかかりそうかな」
「あ……う……」
「……たくさん話しかけてくれるようになったと思う」
「うん」
「あと……触ってくるようになった」
「うん。また気絶されたらどうしようかと思ってちょっとどきどきしてたけどな」
「あれは……!」
かあっと熱くなった顔を上げると、私を見つめる和孝さんと目が合った。
「どこまでしても平気なのか、今度はそっちを探るのに必死だったよ。キスは平気なのか、とか」
「!」
「平気そう?」
顔を寄せられて身を引いてしまう。
また、和孝さんは小さく笑った。
「まだ時間がかかりそうかな」
「あ……う……」