仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
「のろけはお客様からだけで充分だよ。私に良縁を持ってきてくれるなら聞くけどね!」
「うーん……それはどうかな……」
笑って、ちらりとスマホの画面を見る。
通知は来ていなかった。
もうサキさんに相談することもないし、向こうから来ることもない。
(これからは直接話せるしね)
新SNSがきっかけで距離を縮めたと言ったら、きっと百人が百人とも驚くに違いない。それが付き合う以前の男女ならともかく、私たちは結婚を済ませているのだから。
(なのにこうなるんだからすごいよね)
和孝さんは私が悩んでいる間も同じように悩んで、相手が私だと知るなり行動に移してくれた。
今となってはあの日々を笑い話に変えられる。知らないところでお互いに思い合っていたなんて、こんなおかしな話があるだろうか。
「うーん……それはどうかな……」
笑って、ちらりとスマホの画面を見る。
通知は来ていなかった。
もうサキさんに相談することもないし、向こうから来ることもない。
(これからは直接話せるしね)
新SNSがきっかけで距離を縮めたと言ったら、きっと百人が百人とも驚くに違いない。それが付き合う以前の男女ならともかく、私たちは結婚を済ませているのだから。
(なのにこうなるんだからすごいよね)
和孝さんは私が悩んでいる間も同じように悩んで、相手が私だと知るなり行動に移してくれた。
今となってはあの日々を笑い話に変えられる。知らないところでお互いに思い合っていたなんて、こんなおかしな話があるだろうか。