仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
「もっちー? なんかにやけてますけど?」
「ごめん、夫が好きすぎて」
「え、なになに? 皆崎さんの話ですか?」
横から世田くんまで会話に割り込んでくる。
「もう。ふたりとも仕事は?」
「ちょっとだけ休憩ー」
「右に同じくです」
「そんなに聞きたいなら聞かせてあげるけどね」
まだ夫婦として歩みだした時間は短い。でもその短い時間で得られたものは大きかった。
「まずは馴れ初めから話してあげる。私たち、どっちも一目惚れだったんだよ」
幸せだ、と笑顔で話せることがうれしい。
その日はふたりにお腹いっぱいだと言われるまでいくつも和孝さんの話をした。
夕方、私が仕事を終えて外に出たときだった。
なにやらMARRYの入口で従業員たちがざわついている。
(なに?)
「ごめん、夫が好きすぎて」
「え、なになに? 皆崎さんの話ですか?」
横から世田くんまで会話に割り込んでくる。
「もう。ふたりとも仕事は?」
「ちょっとだけ休憩ー」
「右に同じくです」
「そんなに聞きたいなら聞かせてあげるけどね」
まだ夫婦として歩みだした時間は短い。でもその短い時間で得られたものは大きかった。
「まずは馴れ初めから話してあげる。私たち、どっちも一目惚れだったんだよ」
幸せだ、と笑顔で話せることがうれしい。
その日はふたりにお腹いっぱいだと言われるまでいくつも和孝さんの話をした。
夕方、私が仕事を終えて外に出たときだった。
なにやらMARRYの入口で従業員たちがざわついている。
(なに?)