仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
笑っているけれど、私はそんなに笑いごとじゃない。
頬を両手で押さえると熱くなっていた。今もかわいいと言われて恥ずかしく思ったことを見抜かれているのだろう。
「そういえば」
ふと和孝さんが声のトーンを変える。
「なに?」
「紗枝さんの働いてるとこでは、身内の結婚式もプランニングしてくれるのか?」
「するよ。もう退職しちゃったけど、前に先輩がしてた」
「じゃあ、依頼しようか」
一秒、二秒、と思考停止する。
「それってもしかして、私たちの?」
「うん。してないだろ」
「……ほかの場所がいい」
「え、だめ?」
「だめじゃないけど……お客さんになるのは恥ずかしいよ。サプライズもやりにくいし」
「サプライズ?」
「どうせやるならなにかしたいでしょ?」
「紗枝さんが俺に?」
頬を両手で押さえると熱くなっていた。今もかわいいと言われて恥ずかしく思ったことを見抜かれているのだろう。
「そういえば」
ふと和孝さんが声のトーンを変える。
「なに?」
「紗枝さんの働いてるとこでは、身内の結婚式もプランニングしてくれるのか?」
「するよ。もう退職しちゃったけど、前に先輩がしてた」
「じゃあ、依頼しようか」
一秒、二秒、と思考停止する。
「それってもしかして、私たちの?」
「うん。してないだろ」
「……ほかの場所がいい」
「え、だめ?」
「だめじゃないけど……お客さんになるのは恥ずかしいよ。サプライズもやりにくいし」
「サプライズ?」
「どうせやるならなにかしたいでしょ?」
「紗枝さんが俺に?」