仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
にっこり笑った顔がいつもと違うように思ったけれど、今は電話に出る方が先だ。
席を外し、廊下に出て相手に応える。
「もしもし、世田くん? どうしたの?」
『大変なんです、先輩!』
ばたばたと電話の向こうから物音がしていた。
ただならぬ状況らしいと察し、慌てた様子の世田くんから話を聞くことにする。
「大丈夫? なにがあったの?」
(たしか、世田くんは今日アンダンテさんのところで撮影だったはず……)
うちは各地の式場とも懇意にさせてもらっている。提携しているカメラマンやドレス会社と組んで広告を作ることがあった。
世田くんが今日入っているのはその仕事である。
『頼んでいたモデルが急遽来られなくなってしまって……! こっちでもパニックになっちゃってるんです。先輩、来てもらえませんか?』
席を外し、廊下に出て相手に応える。
「もしもし、世田くん? どうしたの?」
『大変なんです、先輩!』
ばたばたと電話の向こうから物音がしていた。
ただならぬ状況らしいと察し、慌てた様子の世田くんから話を聞くことにする。
「大丈夫? なにがあったの?」
(たしか、世田くんは今日アンダンテさんのところで撮影だったはず……)
うちは各地の式場とも懇意にさせてもらっている。提携しているカメラマンやドレス会社と組んで広告を作ることがあった。
世田くんが今日入っているのはその仕事である。
『頼んでいたモデルが急遽来られなくなってしまって……! こっちでもパニックになっちゃってるんです。先輩、来てもらえませんか?』