仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
「俺は理想の家を作りたいって言ったと思うんだけど覚えてる?」
それは直接和孝さんの口から聞いたものではない。まだ相手が夫だと知らなかった――サキさんが言っていたものだ。
「私が考えてもいいの?」
「うん。俺の考える余地も残してくれるとありがたいけど」
「それはもちろん。和孝さんの方がいいセンスだし」
「そう言われると照れ臭い」
困ったように笑った和孝さんを見て、今更気付く。
「和孝さんって、照れると困った顔をするんだね」
「え、そうか?」
「うん」
かつて私は自分から距離を縮めてみようと、ベッドの中で和孝さんの背中に抱き着いたことがあった。本人は本当に困っていたと言っていたけれど、照れたのもあって困り顔をしていたのかもしれない。
「あーあ」
「ん?」
それは直接和孝さんの口から聞いたものではない。まだ相手が夫だと知らなかった――サキさんが言っていたものだ。
「私が考えてもいいの?」
「うん。俺の考える余地も残してくれるとありがたいけど」
「それはもちろん。和孝さんの方がいいセンスだし」
「そう言われると照れ臭い」
困ったように笑った和孝さんを見て、今更気付く。
「和孝さんって、照れると困った顔をするんだね」
「え、そうか?」
「うん」
かつて私は自分から距離を縮めてみようと、ベッドの中で和孝さんの背中に抱き着いたことがあった。本人は本当に困っていたと言っていたけれど、照れたのもあって困り顔をしていたのかもしれない。
「あーあ」
「ん?」