仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
首を横に振ると、不思議そうな顔で見つめられる。
「結局、どっちでもいいってことでしょ?」
「どっちも好きだから、どっちでもいい。どうでもいいって意味のどっちでもいいじゃないよ」
「わかってる……」
突き付けていた手をぎゅっと握られてしまい、引っ込められなくなる。
和孝さんは平気で私が照れるような発言をする。かわいいという言葉もこれまで何度聞かされたかわからないほどだったけれど、いまだに私は慣れていなかった。
「どんな香りの香水をもらったんだ?」
「シトラス。柑橘系の香りが好きって言ってたの、覚えててくれたみたい」
「結局、どっちでもいいってことでしょ?」
「どっちも好きだから、どっちでもいい。どうでもいいって意味のどっちでもいいじゃないよ」
「わかってる……」
突き付けていた手をぎゅっと握られてしまい、引っ込められなくなる。
和孝さんは平気で私が照れるような発言をする。かわいいという言葉もこれまで何度聞かされたかわからないほどだったけれど、いまだに私は慣れていなかった。
「どんな香りの香水をもらったんだ?」
「シトラス。柑橘系の香りが好きって言ってたの、覚えててくれたみたい」