仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
結婚するまではひとり暮らしの家に並べていたけれど、今は自宅に送り付けている。最初は飽きれていた両親も、今は新品の家具が増えるならいいかと文句を言わなくなった。
「どういうものを探してるの?」
「特にこれといったものは決めてない。その場で目に付いたものを見る感じだな」
「そういうものなんだ……?」
(よくわかってないけど、画商みたい? 展示されている絵を見て、よさそうなものを目利きする感じが)
そのあとも和孝さんは定期的に立ち止まり、特になにか言うわけでもなく家具を観察した。
私はその後ろを離れないようについていく。雑貨をゆっくり見たい気持ちを必死に押し隠しながら。
会場に着いてから一時間ほど経過した頃、和孝さんは時計を確認して来た道を振り返った。
「そろそろ帰るか」
「どういうものを探してるの?」
「特にこれといったものは決めてない。その場で目に付いたものを見る感じだな」
「そういうものなんだ……?」
(よくわかってないけど、画商みたい? 展示されている絵を見て、よさそうなものを目利きする感じが)
そのあとも和孝さんは定期的に立ち止まり、特になにか言うわけでもなく家具を観察した。
私はその後ろを離れないようについていく。雑貨をゆっくり見たい気持ちを必死に押し隠しながら。
会場に着いてから一時間ほど経過した頃、和孝さんは時計を確認して来た道を振り返った。
「そろそろ帰るか」