仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
「ごめんなさ――」
「平気?」
(……!)
人のいないところまで引っ張り出してくれたのは和孝さんだった。
しかも今、私はその腕の中にいる。
「あ……え、と……」
「あんまり平気じゃなさそうだな。赤くなってる」
和孝さんが顔を覗き込んできた。
その手が、頬に触れる。
(う……うわああああ)
擦れた頬を撫でる指を強く意識してしまった。
表面をくすぐるように撫でられ、ふにふにと軽くつままれる。かと思えば、手のひらで両頬を包み込まれた。
(心臓、止まりそう。止まる。ううん、止まった)
反応もできず、完全に硬直する。
その間も和孝さんの目が逸らされなかったせいで、見つめ合う羽目になった。
意識しすぎて心臓が痛い。もっと触れられてみたいけれど、これ以上は気絶しそうだった。
「平気?」
(……!)
人のいないところまで引っ張り出してくれたのは和孝さんだった。
しかも今、私はその腕の中にいる。
「あ……え、と……」
「あんまり平気じゃなさそうだな。赤くなってる」
和孝さんが顔を覗き込んできた。
その手が、頬に触れる。
(う……うわああああ)
擦れた頬を撫でる指を強く意識してしまった。
表面をくすぐるように撫でられ、ふにふにと軽くつままれる。かと思えば、手のひらで両頬を包み込まれた。
(心臓、止まりそう。止まる。ううん、止まった)
反応もできず、完全に硬直する。
その間も和孝さんの目が逸らされなかったせいで、見つめ合う羽目になった。
意識しすぎて心臓が痛い。もっと触れられてみたいけれど、これ以上は気絶しそうだった。