月に魔法をかけられて
「そんなに驚くことはないだろ。俺だって普通にコンビニで飯ぐらい買って食うよ」
「そうなんだ……」
副社長とコンビニという似つかわないイメージに、私は大きく頷きながら、まるで友達に返事をするかのように答えていた。
「美月、俺のことを何だと思ってるんだ? 前にも俺の笑った顔が不思議だとか言ってただろ?」
「えっ? あっ、それは……。でも不思議とは言ってないですよ。違った一面が見れたと言っただけで……」
「同じことだろ?」
「そ、そうですけど……。あの時はまだ副社長のこと怖かったし……」
気まずくなり視線を前に向ける。
「怖い? 怖いってどういうことだよ」
「ど、どういう人かわからなかったから……」
「で、今はもう怖くないのか?」
「は、はい……。彩矢と聡さんのこともあって、友達思いだし、優しいし、笑うし……。あと昨日みたいな意地悪もするし……」
「意地悪?」
副社長は私にチラッと怪訝そうな視線を向けた。
「そうなんだ……」
副社長とコンビニという似つかわないイメージに、私は大きく頷きながら、まるで友達に返事をするかのように答えていた。
「美月、俺のことを何だと思ってるんだ? 前にも俺の笑った顔が不思議だとか言ってただろ?」
「えっ? あっ、それは……。でも不思議とは言ってないですよ。違った一面が見れたと言っただけで……」
「同じことだろ?」
「そ、そうですけど……。あの時はまだ副社長のこと怖かったし……」
気まずくなり視線を前に向ける。
「怖い? 怖いってどういうことだよ」
「ど、どういう人かわからなかったから……」
「で、今はもう怖くないのか?」
「は、はい……。彩矢と聡さんのこともあって、友達思いだし、優しいし、笑うし……。あと昨日みたいな意地悪もするし……」
「意地悪?」
副社長は私にチラッと怪訝そうな視線を向けた。