ニセモノの白い椿【完結】
結局、ニューヨークに旅立つ前に木村が宣言していた通り、明け方近くまで眠らせてはもらえなかった。
――全然足りない。
なんて言って、とめどなく私に快感を与えて来る。
しまいには、私の身体はもう自分のものではないような感覚になり、身体にまったく力が入らなくなっていた。
それでも、求められる喜びは、私の身体を正直にさせて。
木村の腕の中で乱れに乱れまくってしまった自分が、どうしようもなく恥ずかしい。
翌日は朝からしっかり仕事があるというのに、そんなことどうでもよくなるほど、木村の熱に飲み込まれていた。