契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
「沸騰してんぞ」
「あ…」
彼がコンロのヒーターを緩めてくれた。
「ゴメン…IHコンロは慣れてなくて…」
「いいよ。ちょっかいかけた俺も悪い…」
俊吾は舌を出して反省の色を見せる。
今宵もまた『ひなたぼっこ』のパン食べ放題。
彼は私を隣の椅子に座らせ、左手で私の手を握りながら右手であんぱんをで持ち、食べる。
「ちゃんと両手で食べないと…」
「杏南に触れたくて仕方がないんだよ…」
「俊吾ってば…」
「今夜こそは口移しで、あんぱんを食べて貰うぞ…杏南」
彼は唇に挟んだあんぱんを私の口許まで運んだ。
そして、一口サイズのあんぱんを私の口に押し込み、そのままキスをした。
北海道産の大豆で作った粒あんの甘い味の口づけ。
キスの後も顔を突き合わせ、至近距離で見つめ合う。
「今夜は先に君を食べたい気分だ。杏南」
「昨日もその前の日も…食べたクセに…」
「俺の誕生日まで一ヵ月だぞ…三十歳までに…作らないと…」
「まだ、諦めてなかったのね…」
「俺は最後まで何事にもベストを尽くすタイプだ。でも、君が嫌ならしないけど…」
「ううん…それは大丈夫…」
「俺の全てを受け入れてくれる杏南がとても愛しいよ…」
「あ…」
彼がコンロのヒーターを緩めてくれた。
「ゴメン…IHコンロは慣れてなくて…」
「いいよ。ちょっかいかけた俺も悪い…」
俊吾は舌を出して反省の色を見せる。
今宵もまた『ひなたぼっこ』のパン食べ放題。
彼は私を隣の椅子に座らせ、左手で私の手を握りながら右手であんぱんをで持ち、食べる。
「ちゃんと両手で食べないと…」
「杏南に触れたくて仕方がないんだよ…」
「俊吾ってば…」
「今夜こそは口移しで、あんぱんを食べて貰うぞ…杏南」
彼は唇に挟んだあんぱんを私の口許まで運んだ。
そして、一口サイズのあんぱんを私の口に押し込み、そのままキスをした。
北海道産の大豆で作った粒あんの甘い味の口づけ。
キスの後も顔を突き合わせ、至近距離で見つめ合う。
「今夜は先に君を食べたい気分だ。杏南」
「昨日もその前の日も…食べたクセに…」
「俺の誕生日まで一ヵ月だぞ…三十歳までに…作らないと…」
「まだ、諦めてなかったのね…」
「俺は最後まで何事にもベストを尽くすタイプだ。でも、君が嫌ならしないけど…」
「ううん…それは大丈夫…」
「俺の全てを受け入れてくれる杏南がとても愛しいよ…」