契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
「でも、まぁ溺愛されてる証拠ですよ…今は存分に甘えるといいわよ。長谷川さん」

「奈那子さん…」

「そうだな…二人の時間は出産までだから…子供が生まれたら、夫婦中心から子供中心になっちゃうから…」

「社長の所はそうなんですか?」

「まぁね…なぁ?奈那子」

「まぁ~」

「俺の所は二人とも男の子だから…大変だよ…なぁ?奈那子」

「男の子ってパワーあるからね…それでいて…甘えただし…でも・・・ウチにはもう一人甘えたちゃんが居るから…」

「えっ?」

「俺の何処が甘えたなんだよ!?」

「じゃ耳掃除位、自分でしなさいよ…稜真」

「耳掃除位…やってくれよ…子供たちの耳掃除はお前がやってるクセに…」


「子供だからよ…稜真はオトナでしょ?」

社長夫妻は私の前の痴話げんかを始めた。

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