契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
私の最大の障害が現れた。
酒井衆院議員がご子息を伴い、私達の元に来た。

「…長谷川副社長、副社長就任…おめでとう御座います…」

「酒井衆院議員…年始の挨拶の件、先ほどの控室の件、重ねてお詫び申し上げます」

俊吾は真摯に詫び、頭を下げる。
私も俊吾に習い、頭を下げた。

「…それよりもあの件はどうなっているんですか?長谷川副社長。倅から訊きました…プロジェクトチームから外されたと…」


酒井衆院議員は俊吾と何やら二人でコソコソと話を始めた。

「久しぶりだな…小泉。まさか…長谷川副社長の奥さんになったいたとは・・・」

二人が話をしている隙を狙い、彼は何食わぬ顔で、話し掛けて来た。







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