君のとなりで恋をします。─下─
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「うっわ!部屋汚っ!!
どうせ葵斗が散らかしたんでしょ?」
「ちげーし!
俺だけのせいじゃない!」
「えー?
柊吾、ほんと?」
「そのスーツケースの周りと布団の上は葵斗だよ。」
「ほらやっぱり、ほとんど葵斗じゃーん。」
「いや、でもあとは松井がやった!」
私たちはまるちゃんの要望通り、さっそく男子部屋に来ていた。
男女の部屋の行き来は禁止されているから、もちろん内緒。
先生たちに見つからないように、まるで忍びのようにここまで来たのだ。