君のとなりで恋をします。─下─
…あぁ、もう。どうにでもなれ。
「変な命令されても、やらないからね。」
私がそう言うと、葵斗は嬉しそうにはしゃいでくじを作り始めた。
「え…香純ちゃん、いいの?
影山くんは……」
申し訳なさそうに私の顔を覗き込むまるちゃんに、私は微笑む。
「大丈夫だよ。
桜河に嫌な思いをさせるようなことは絶対にしないし…
なんなら、今ここに桜河呼んじゃおうか!」
桜河がここに居てくれれば、やましい事なんて絶対に起こらない。
いや、居なくても絶対にそんなことはしないけど…