君のとなりで恋をします。─下─








「まぁ、いいか。

そんなことより、早く始めようぜ!」









ノリノリでみんなにクジが入った入れ物を差し出す葵斗のおかけで、先程までの微妙な空気はなくなっていた。




私達もそれぞれ順番に、クジに手を伸ばす。










「王様だーれだ!」











葵斗の元気な掛け声と共に、みんなで一斉にくじを引いた。











「あ…私、王様だ。」








私が引いたくじには、葵斗の乱雑な文字で大きく〝王様〟と書かれていた。










「香純、なんか面白い命令しろよ!」






「えー…」











面白い命令…


いや…それよりも、まるちゃんとまっつんの距離が少しでも縮まりそうな命令を…




誰が何番のくじを引いたのかはまったくわからないけど…

ここはもうカンに頼るしかない…









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