君のとなりで恋をします。─下─
「ちがうから!
とにかく、もっとラクな命令にしよう。」
「仕方ねぇなー。
じゃあ…好きな人がいるかいないか!
それだけで勘弁してやる!」
私の言葉に、葵斗は渋々命令を変える。
「2番って誰ー?」
「ちがーう。俺、3番。」
「私は1番。」
まっつんとまるちゃんがそれぞれの番号を言うと、私は柊吾の方に視線を向けた。
「…俺、2番。」
控えめに手を挙げた柊吾に、ここにいる全員の視線が集まる。
それに対して当の本人は少しだけ困ったように笑って、視線を逸らす。
そして数秒間黙り込んだ後、意を決したようにこちらを見た。