君のとなりで恋をします。─下─









隣から彼がスゥっと小さく息を吸う音が聞こえる。

 
その次に紡ぎだされる言葉を拒否するように、私が目をギュッと瞑ったその時……

















「────…2組4班ー。」













部屋の外から聞こえた、聞きなれた担任の声と扉を叩く音。




耳から入ってきたその音たちから、私たちはすぐさま今の状況を分析して…

そして、すぐに青ざめた。





…まずい。私たちが男部屋にいるところが見つかったら…











「やばいって!

成宮、丸山さん!早く隠れて!」






「どこに!?」






「押し入れの中は!?」







「一人しか無理!

…まるちゃん、とりあえずここ入って!」










私は慌ててまるちゃんを押し入れに詰め込んだ。









まるちゃんは上手く隠れた…



…でも、どうしよう…

私はどこに…












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