溺愛全開、俺様ドクターは手離さない
この頃のわたしの生きる糧といえば、時々来る和也くんからの一言二言だけの返信と、おもしろくなってきたクリニックの仕事だ。
以前いた大学病院とは違う環境。だが地域の人達との繋がりが深いクリニックでのやりがいを見い出しはじめていた。
まあ、瑠衣には恋愛がうまくいってない言い訳に「仕事が楽しい」と思い込んでいると言われたけれど、断じてそんなことはない。
そんなことはないけれど、やっぱりさみしいのには変わりない。それでも以前と比べたら、こうやってメッセージのやりとりをしているだけでも進展しているのだから、わがままを言うべきではない。
たとえ不安になるようなことが立て続けにあったとしても……。
ある日のお昼休憩。わたしはコンビニで買ったサンドイッチを頬張りながら、スマートフォンを見ていた。
「え、これって……中村先生じゃない?」
同じように隣でお昼御飯を食べていた真鍋さんが、休憩室にあるテレビを指さす。そこはお昼の情報番組が映っていた。いつもお昼休憩中によく見ている番組だ。
真鍋さんに言われて視線を移すと、そこにはスーツ姿の和也くんの姿が。
「えっ? どうして? え?」
画面を通して見る和也くんは余計にカッコよく見える。どうやら彼の恩師がいつも出演しているテレビ番組らしいが、その恩師が体調を崩されたとのことで急遽代理で出演したと、隣に座るおそろしく美しいアナウンサーが説明している。
ああ、きっとこのアナウンサーも和也くんのこと好きになっちゃうなぁ。
女の勘というか、長年彼の周りにいる女性たちを見てきたわたしだからわかることだ。
以前いた大学病院とは違う環境。だが地域の人達との繋がりが深いクリニックでのやりがいを見い出しはじめていた。
まあ、瑠衣には恋愛がうまくいってない言い訳に「仕事が楽しい」と思い込んでいると言われたけれど、断じてそんなことはない。
そんなことはないけれど、やっぱりさみしいのには変わりない。それでも以前と比べたら、こうやってメッセージのやりとりをしているだけでも進展しているのだから、わがままを言うべきではない。
たとえ不安になるようなことが立て続けにあったとしても……。
ある日のお昼休憩。わたしはコンビニで買ったサンドイッチを頬張りながら、スマートフォンを見ていた。
「え、これって……中村先生じゃない?」
同じように隣でお昼御飯を食べていた真鍋さんが、休憩室にあるテレビを指さす。そこはお昼の情報番組が映っていた。いつもお昼休憩中によく見ている番組だ。
真鍋さんに言われて視線を移すと、そこにはスーツ姿の和也くんの姿が。
「えっ? どうして? え?」
画面を通して見る和也くんは余計にカッコよく見える。どうやら彼の恩師がいつも出演しているテレビ番組らしいが、その恩師が体調を崩されたとのことで急遽代理で出演したと、隣に座るおそろしく美しいアナウンサーが説明している。
ああ、きっとこのアナウンサーも和也くんのこと好きになっちゃうなぁ。
女の勘というか、長年彼の周りにいる女性たちを見てきたわたしだからわかることだ。