双子の貞子ちゃん 2




「お前らみてーなくそガキ相手じゃ、死なねーよ。」





その言葉に2つの族は火がついた。


次々にバイクから離れ、1対50ほどの構図になる。




私は急いで木陰から離れ、

「シノ、謙吾さんの加勢します!」




ワッと謙吾さん目掛けて動き出した50人ほどの端にいた人に体当たりしてみる。



急な場所からの衝撃に10人ほどが雪崩で倒れていった。



「あ"ぁ"!?誰だ!」
「って"ー!」



すぐに立ち上がった1人が殴りかかってくる。


「僕ちゃんもサツかー??」

荒っぽい攻撃を避けていく。


倒れた残りが立ち上がり、私を取り囲む。




< 139 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop