双子の貞子ちゃん 2
咄嗟に手で払ったその瞬間、ガシッと手首を掴まれた。
「おしっしゃ!!」
「っ……!」
折れると感じるほどの力で掴まれる。
攻撃は止み、戦っていた男たちの壁に囲まれる。
その圧を感じ始め、ドクンと心臓が鳴った。
「ほら、結構あんじゃん。」
「うおっ!まじだ!」
「顔もレベル高くね??」
どんどん近づいてくる男たちに動揺している時にいつの間にか右手も拘束されていた。
「っ、離せよ。」
「着痩せするタイプかぁ?」
そう言うと、1人の男の両手がお腹あたりを目指して伸ばしてきた。
掴まれてる両手を振り解こうと力を入れた時、
グイッと後ろに引かれた。