双子の貞子ちゃん 2
みんなの会話が弾んでる中、じっと視線を感じ、恐る恐る顔を少し上げてみれば、湊がこっちを見ていた。
…お、怒ってる?
「伊織ちゃん!顔見せて!!」
ぐいっと視界に入ってきた遥希
「!!あっ、……別に、良いけど。」
湊の視線が痛い私は逃れられると思い、目を逸らしてウィッグに手をつけた。
…なんか、着替えを見られているようでドキドキしながらもウィッグを外す。
「わぁ…!!」
「「やっばぁあ!!」」
「ああ!やっぱり綺麗!」
遥希たちはおそらく、髪の色にびっくりしてるんだろう。
隣の律はついに手を拝み出している。
「可愛い!!可愛すぎない!?」
「やべー!やべぇ!!」
「…やば。」
「……陽彩さんとやり合ってたのって……。」