双子の貞子ちゃん 2




「あのー、どいてくれます?」


この部屋を出ようと振り返ると、いつ現れたのか部屋の入り口には男が2人

そして、しーが対面していた。



「あ"ぁ"?どくわけねーだろ。お前たちはこれから俺たちと楽しいことすんだよ!」


そう言って、しーに殴りかかる。



スッ
ドコッ!!



「邪魔だって言ってんのが分からないのか。」


「このガキ!!」


パン!!

「あなたは私といるの。あなたたちもよ。女と男の楽しいことしましょ?」


しーの加勢をしようと動いた湊たちを脅す女



今しかないと、やり合うしーの側を勢いよく駆け抜ける。


「おいっ!」

「ガキ!!逃げられると思うな!!」


「おじさんたちは俺だけ見てなよ。…このクズ」


「「あ"あ"!?」」









「…おい。どけよ、クソ女」





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