双子の貞子ちゃん 2
『バイクが来た。…かなりの数だ。』
『こっちは警官だ。』
「足止めしてっ。」
『そのつもり。…無理すんなよ、きぃ』
大きな洋館は部屋に着くまで時間が少しかかる。
全力で目的の部屋まで走って行く。
「…っ!……い、いやっ!!」
バタンッ!と開けたと同時に聞こえた声
部屋の中は怒りが込み上げる光景だった。
男が2人、テーブルの上に女の子1人を押し倒している。
その女の子は…、華織
華織は両手を頭の上で押さえつけられ、捲り上げられた服は上下とも下着を隠してはいなかった。
「何、してる。」
「あ?こっちのセリフだ。邪魔すんじゃねーよガキ」
「っあ!!…っ、ぁあ。」
男の手は華織の胸を乱暴に鷲掴みにしている。
それは胸だけに留まらず、腰、脚、さらには股にまで手が伸びていた。