俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています
掃除をして終わりがけに連絡が来た

社長の出勤

正面玄関にお出迎え

今日から私一人正面玄関に行った
エレベーターに二人きり

「すず〜なんかさあドキドキしないか⁇
オフィスラブってやつ⁇」

嬉しそうに言ってくる
何を呑気な事をおっしゃっておられるのか⁇

エレベーターの中ではあんな事を
言ってるけど…仕事モードになると私以外の
人には冷酷社長が降臨する

本当に颯大さんはたくさん仕事を
抱えている…よく一人でこなしてきたものだと
感心する程だ

私が振られる仕事も休憩を1時間取れる
ものではなかった
それでも業務ギリギリに終わる

姫華がいるから残業はしない

だから今日からお弁当
社長室で食べるのもどうかと思い
給湯室でササっと食べる
そして仕事開始

私はほとんど社長室に篭っているから
他の秘書の人達と顔を合わせる事はない
もしかして気を遣ってくれているのかな⁇

颯大さんは会議が何件もあり不在
秘書になっても会う事も出来ない…

そんな時

ケータイにメールが来た
開いてみると颯大さんからだ
会議中のはず

"すぐ第2会議室へ"

どうしたんだろう

慌てて指定された会議室へ

ノックをするとドアが開き
手を引っ張られ中に入れられた
そしてドアの鍵を閉められた

私は抱きしめられた

愛しい人の匂い…このムスクの匂い

「颯大さん…」

身体を離され唇が重なる

角度を変え何度も何度も

やっと離されて二人とも息が上がっていた
抱きしめられながら

「ごめん…すず不足
本当はここで押し倒したいくらいなのに」

「颯大さん…」

「充電」

颯大さんの背中をさすった

この人は大きな物を背負っている
こんな事で助けになるなら…

「充電完了」

「大丈夫ですか⁇」

「うん…すずの顔を見れたし大丈夫
この後も頑張れる
今日は遅くなるから時間になったら
帰っていいから」

「はい」

「じゃあ会議に戻る」

颯大さんは会議に戻った

私も社長室に戻った








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