カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~
清良に対して手荒な真似をしなければいいが。これまで感じたことのない焦燥が胸をひりつかせる。
自宅に到着した総司は、車を敷地の入口に捨て置いて、身ひとつで門をくぐり走り出した。車内からリモコンを操作して門が開ききるのを待つより、そのほうがよっぽど早いと踏んだのだ。
玄関の扉を開けると、目に入って来たのは男物のスニーカーと、雑に脱ぎ捨てられた女物のパンプス。
『――やめて!』
二階から清良の悲鳴が聞こえてきて、すぐさま螺旋階段を駆けあがった。揉み合う声を頼りに書斎へと辿り着き――。
「何をしている……!」
隠しようのない怒りを声に押し込めて一喝し、清良の上にのしかかる強姦男の首根っこを捕まえて転がした。
男は「ぐあっ!」と声をあげ、床にへたり込み、愕然と総司を見上げた。
「……っ、なんで、あんたがここに……!」
そんな稚拙な問いにいちいち答えてやる必要はない。男のことは無視して、守るべき大切な女性――清良の身体をそっと抱き起こした。
ぎゅっと目を瞑り恐怖に耐えていた清良が、涙を散らしながら愛らしい目を見開く。
その視界に総司を見つけた途端、嬉しそうに、そして心底安堵した様子で、くしゃっと顔を歪めた。
「っ総司さん……!」
自宅に到着した総司は、車を敷地の入口に捨て置いて、身ひとつで門をくぐり走り出した。車内からリモコンを操作して門が開ききるのを待つより、そのほうがよっぽど早いと踏んだのだ。
玄関の扉を開けると、目に入って来たのは男物のスニーカーと、雑に脱ぎ捨てられた女物のパンプス。
『――やめて!』
二階から清良の悲鳴が聞こえてきて、すぐさま螺旋階段を駆けあがった。揉み合う声を頼りに書斎へと辿り着き――。
「何をしている……!」
隠しようのない怒りを声に押し込めて一喝し、清良の上にのしかかる強姦男の首根っこを捕まえて転がした。
男は「ぐあっ!」と声をあげ、床にへたり込み、愕然と総司を見上げた。
「……っ、なんで、あんたがここに……!」
そんな稚拙な問いにいちいち答えてやる必要はない。男のことは無視して、守るべき大切な女性――清良の身体をそっと抱き起こした。
ぎゅっと目を瞑り恐怖に耐えていた清良が、涙を散らしながら愛らしい目を見開く。
その視界に総司を見つけた途端、嬉しそうに、そして心底安堵した様子で、くしゃっと顔を歪めた。
「っ総司さん……!」