カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~
深いため息をもらすと、仲根は「じゃあちょうどいいじゃない。あがっちゃえば」と笑顔でひらひらと手を振った。
「ですが……まだ仕事が」
「あとちょっとだからやっとくわよ。……その代わり、来週、どうしても早帰りしたい日があるんだけど」
パンと両手を打ち合わせておねだりする仲根に、そういうことかと清良は苦笑する。
「わかりました。じゃあ、その日は私に任せてください」
仕事を引き継ぎ、退社の準備を済ませ一階に向かった。
到着すると脇にある待合スペースに、露出度の高いタイトドレスを身に纏った女性がひとりで座っていた。
清良の姿を見つけるなり、ニヤリと意地の悪い笑みを浮かべて顎を反らす。
「久しぶりね、清良。せっかく玉の輿に乗ったっていうのに、まだ働いているのね」
どことなく人を小馬鹿にした態度――相変わらずだなぁと嘆息した。
「会社に来られても困るわ。とにかく外へ出ましょう」
鞠花を引きつれオフィスビルの出口へ向かう。人通りの多いエントランス、鞠花の派手な格好が目を引いて、たくさんの視線を感じる。
じろじろと見られて不快な清良とは反対に、本人は得意げに胸を張っていた。
「ですが……まだ仕事が」
「あとちょっとだからやっとくわよ。……その代わり、来週、どうしても早帰りしたい日があるんだけど」
パンと両手を打ち合わせておねだりする仲根に、そういうことかと清良は苦笑する。
「わかりました。じゃあ、その日は私に任せてください」
仕事を引き継ぎ、退社の準備を済ませ一階に向かった。
到着すると脇にある待合スペースに、露出度の高いタイトドレスを身に纏った女性がひとりで座っていた。
清良の姿を見つけるなり、ニヤリと意地の悪い笑みを浮かべて顎を反らす。
「久しぶりね、清良。せっかく玉の輿に乗ったっていうのに、まだ働いているのね」
どことなく人を小馬鹿にした態度――相変わらずだなぁと嘆息した。
「会社に来られても困るわ。とにかく外へ出ましょう」
鞠花を引きつれオフィスビルの出口へ向かう。人通りの多いエントランス、鞠花の派手な格好が目を引いて、たくさんの視線を感じる。
じろじろと見られて不快な清良とは反対に、本人は得意げに胸を張っていた。