カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~
清良はハッとして我に返った。人前でいるときは、なるべく仲良く、深く愛し合っているように見せようと約束したばかりだ。
「……総司さん。わざわざ迎えに来てくださってありがとうございます」
話を合わせながら歩いていくと、総司は清良の腕を引き寄せ、自分の懐の中に迎え入れた。
人前でのハグ。顔から火が吹き出しそうだ。
対する総司は全く臆することなく清良を抱きしめている。
そんな彼を見上げながら、海外での生活が長い彼にとっては、当然の愛情表現なのかな?なんて理由をつける。
「私の愛する人――待ちきれなくて迎えに来てしまった」
まるで鞠化に見せつけるかのように、これ見よがしに愛を囁く。
もしかすると、これも鞠花に対するお仕置きのひとつなのだろうか。
効果は抜群だったようで、鞠花はふたりを見つめてわなわなと唇を震わせている。
「君のご両親も私の家で待っているだろう、早く行ってやらなければ」
「あ……! はい!」
このあとの予定を思い出し、清良は背筋を伸ばした。総司の実家に行ってご挨拶をするのだ。
清良の両親はひと足先に城ケ崎家に向かっており、今後の仕事をどうするかも含めて話をしているという。
城ケ崎家は、両親にとって新たな雇用主となるから。
「……総司さん。わざわざ迎えに来てくださってありがとうございます」
話を合わせながら歩いていくと、総司は清良の腕を引き寄せ、自分の懐の中に迎え入れた。
人前でのハグ。顔から火が吹き出しそうだ。
対する総司は全く臆することなく清良を抱きしめている。
そんな彼を見上げながら、海外での生活が長い彼にとっては、当然の愛情表現なのかな?なんて理由をつける。
「私の愛する人――待ちきれなくて迎えに来てしまった」
まるで鞠化に見せつけるかのように、これ見よがしに愛を囁く。
もしかすると、これも鞠花に対するお仕置きのひとつなのだろうか。
効果は抜群だったようで、鞠花はふたりを見つめてわなわなと唇を震わせている。
「君のご両親も私の家で待っているだろう、早く行ってやらなければ」
「あ……! はい!」
このあとの予定を思い出し、清良は背筋を伸ばした。総司の実家に行ってご挨拶をするのだ。
清良の両親はひと足先に城ケ崎家に向かっており、今後の仕事をどうするかも含めて話をしているという。
城ケ崎家は、両親にとって新たな雇用主となるから。