カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~
冗談でも度が過ぎる! どうして彼がそんな思わせぶりなセリフを吐くのか、清良にはさっぱり理解できない。
これは恋愛結婚ではないのに。愛のない契約結婚なのに。
「総司さんはどうして私をからかうようなことを言うんですか!」
「君の反応が面白いからに決まっているだろう」
ふと『つまらない女』と鞠花から言われたことを思い出して、胸がチクリと痛くなった。
少しは、自分にも面白味があるだろうか? そんなことを考えて、ぶんぶんと首を横に振る。
総司の言っている『面白い』は誉め言葉ではない。変な女って意味だ。
「そのうち、すぐに飽きると思います……」
『どうせすぐに飽きて捨てられるわよ』――鞠花のひと言がじわじわと清良の心を蝕んでいた。想像していた以上にダメージを受けていたようだ。
だが、総司は笑って清良の自虐を一蹴する。
「飽きないさ。君のような女性は初めてで、とても魅力的だ」
ぎょっとして清良は運転席の彼を見上げる。
彼は自分がどれほどパワーのあるひと言を言い放ったかなんて気にとめることもなく「さ。行こうか」なんて車のエンジンをかけている。
これは恋愛結婚ではないのに。愛のない契約結婚なのに。
「総司さんはどうして私をからかうようなことを言うんですか!」
「君の反応が面白いからに決まっているだろう」
ふと『つまらない女』と鞠花から言われたことを思い出して、胸がチクリと痛くなった。
少しは、自分にも面白味があるだろうか? そんなことを考えて、ぶんぶんと首を横に振る。
総司の言っている『面白い』は誉め言葉ではない。変な女って意味だ。
「そのうち、すぐに飽きると思います……」
『どうせすぐに飽きて捨てられるわよ』――鞠花のひと言がじわじわと清良の心を蝕んでいた。想像していた以上にダメージを受けていたようだ。
だが、総司は笑って清良の自虐を一蹴する。
「飽きないさ。君のような女性は初めてで、とても魅力的だ」
ぎょっとして清良は運転席の彼を見上げる。
彼は自分がどれほどパワーのあるひと言を言い放ったかなんて気にとめることもなく「さ。行こうか」なんて車のエンジンをかけている。