予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
 彼女が隣に座っているだけで、胸があたたかくなる。
 

 彼女のためなら、なんだってしてやりたいし、とことん甘やかして守ってやりたくなる。
 
 本当に、香澄がかわいすぎてたまらなかった。

 
 俺がダイニングでノートパソコンを開き仕事をしていると、香澄は邪魔をしないように少し離れたソファに座り、さりげなくこちらをながめる。
 
 俺がパソコンを閉じると、華奢な肩がぴょこんと跳ねる。

 そのまま俺がキッチンに行くと、がっかりしたように背を丸める。
 
 ウォーターサーバーで水を汲み、コップを持った俺がリビングに戻ると、香澄の顔にうれしそうな表情がうかんだ。


 彼女が俺を意識しているのが伝わってくる。

 そして、俺のそばにいたいと思っていることも。


 
 しかもそれを素直に言葉にしないとか、かわいすぎるだろ……。
 

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