予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
 後悔の滲む言葉に、私は慌てて顔を上げ首を横に振る。

「そんなことないです。私はあの夜のこと、後悔してません! ずっと憧れていた社長に触れてもらえて、気持ちよくて、うれしくて、幸せで……っ」

 必死に訴える私を見て、社長は小さく笑った。

「そうやって、俺を甘やかすな」
「甘やかしているつもりは、まったくないんですけど……」

 むきになってしまった自分に気付いて、頬が熱くなる。

 すると社長が「参ったな」とつぶやいた。



「香澄が俺を好きだってことはわかっていたけど、こうやって素直に好意を出されると、かわいくて仕方ない」

 こちらに色っぽい流し目を向ける。

 ホテルのベッドの上で見せた、大人の男の表情だ。

 
 ごくりとのどを上下させた私の顔を、社長が微笑みながらのぞきこむ。

「キスしてもいい?」

 その問いかけに、一気に頭に血が上った。

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