予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
 私は部屋着の胸元をかき合わせ、ボタンをはずす柊人さんの手を止める。

「脱がせられるより、自分で脱ぎたい?」

 こちらを見上げ問いかける柊人さんに、「そうじゃないです」と頬を熱くしながら首を横に振る。

「あの、私、妊娠しているんです」
「知ってるよ」

 動揺する私に、柊人さんは当然だとうなずいた。

「前に抱かれたときよりも体重が増えていて、ウエストなんてどこかに行っちゃったし、体のラインもゆるゆるだし、お腹もぽっこりしてて……」

 言っているうちに、ますます恥ずかしくなってきた。

 言葉に詰まり、下を向く。



「だから?」
「だから、……裸を見られたら、柊人さんに幻滅されるかも」


 消え入りそうな声でつぶやくと、柊人さんは噴き出すように笑った。

 驚いて顔をあげると、ちゅっとキスをされる。

「そうやって恥ずかしがる香澄も、すごくかわいい」

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